砕石を敷き詰め転圧し基礎を築く地盤を安定させます。鉄筋を十字の網目模様 （メッシュ状）に組み上げます。 生コンクリートを打ってがら数日間おき基礎が固まってからその上に墓石を積み上げていきます。

土壌の軟弱な地盤では、メッシュ鉄筋コンクリートの基礎をつくる前に、コマブロックと呼ばれるコマの形をしたブロックを敷き詰めます。これにより、 地盤に掛かる重量を分散させ、基礎自体が傾斜してしまうのを防止します。

基礎を築くのが難しい場合、地盤の土を入れ替えて地盤自体を改良します。写真のケースでは地盤を掘り起こし、セメントと混ぜた土を戻し地盤を強化しています。

基礎造りのスペースを確保するため、土を掘り下げ、取り除いた部分に砕石敷き、 転圧機にて転圧整地します。

外柵寸法で、ベース枠をつくり鉄筋を組み上げ生コンを流し込みます。この状態で数日寝かし基礎が安定した後、石を組み上げていきます。

合せ面に石材専用ボンドで圧着、さらに固定するため、十字ステンレスを差し込みます。

石材との合せ面は、免震ゴムパットで施工し、柔軟性を保ちます。

中石の上部にコーナーステンレスを差し込み固定します。納骨部には滝根みかげの化粧砂利を敷きます。

石碑・付属部を取り付け完成です。

コーピンと呼ばれる最上部に据付けられる石は、舞台づくりと呼ばれる全面石張りの構造を採用しています。中石と同じように免震取り付けを行います。